ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿, 最新情報 2012/06/05

ゆとりちよだNEWS No.87

梅雨入りを前に街では初夏の花が次々と咲いています。ジャスミン、ウツギ(ウノハナ)、サツキ、ヤマボウシ、ナンテン、アジサイ、ラベンダー、クチナシ・・・。
ひとつとして同じ花なく秋ともなれば実をつけるだろう花々。いのちのいとなみがいたるところでみられるのはうれしいかぎりです。

と、ちょっぴりセンチメンタルな気分になっておりましたら、「ゆとりちよだ」87号が届きましたよ。さぁて、今号にはどんなたのしい情報が載っておるんでありましょうか。


まず、ご紹介するのは「マウリッツハイス美術館展」です。
オランダ・ハーグにあるマウリッツハイス美術館は所蔵作品が約800点と、えらく小粒な美術館ながら、17世紀オランダ・フランドル絵画の質の高いコレクションで名を知られた美術館なんであります。で、今回海を越えてやってきます作品は・・・

お、お、お、おおぉぉっ!あのフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」がいますよ。毎年のように日本にやってきているフェルメール作品ですが、たぶん彼の作品中人気ナンバー1になるだろう「真珠の耳飾りの少女」。
その彼女が日本にやってくる!!!待兼山のホトトギスですよ。あ・な・た。
ようやくあの美少女に私たちは逢える。ふと振り向いた少女。耳には大きな真珠の耳飾り。官能的でさえある、濡れた赤い唇。見開いた目。吸いこまれそうになるその輝く瞳はしっかと私たちを見つめています。瞳の裏でなにおもうのか。彼女の思念におもいを馳せればいつしかときはたってゆく(だろう)。

新装なった上野東京都美術館へ。みなさま、謎を秘めた永遠の美少女に、この夏、逢いにゆきませんか。
おっと、フェルメールだけぢゃありません。レンブラントやルーベンスの作品も出展されるんですよ。でも、ま、今展の目玉は「真珠の耳飾りの少女」なんだからしょーがないか。


 次におススメは、ル テアトル銀座7月公演の「男の花道」です。
この芝居はなんども上演されていて、松井誠主演だったか、3・4年くらい前にもここでご紹介したことがあります。

なぜか私はこのお芝居が好きなんです。最初に観たのは、人気女形役者・加賀屋歌右衛門に長谷川一夫、蘭学医・土生玄碩(はぶげんせき)に市川中車(先代デス)が演じた舞台(といってもテレビで観たんですけどね)。

失明の危機に瀕した花形役者・歌右衛門と、彼を救った眼科医・玄碩との男同士の堅い絆の物語です。舞台で八百屋お七を演じていた歌右衛門。玄碩の危急を知らせる文を読み終えるや、客席に向かって、命の恩人を救うためこの舞台を中止しなければならないと、舞台に額をつけて涙ながらに告げる劇中劇。「行って来い!」と大向こうから声がかかる。

泣けますね。今回は、歌右衛門に中村福助、玄碩に中村梅雀と中堅の実力派が演じるほか、国立劇場の社会人歌舞伎教室でその名を(私が)知った尾上松也が出るのもタノシミです。
さらに、音楽がなんと宇崎竜童。演出がマキノ雅彦(津川雅彦)なのがちょっと気になるけれど、どんな舞台になるのかワクワクしますね。


今年の夏もゆとりちよだはやってくれましたよ。「夏のグルメプラン」です。
毎度常連の帝国ホテルホテルメトロポリタンエドモント東京ドームホテル目黒雅叙園マキシム・ド・パリといった一流ホテル、レストランに加えて、新顔「La Rochelle」が初登場です。
あのテレビでおなじみ、鉄人坂井シェフのお店といえばおわかりになるでしょう。
山王店と南青山店共通のチケットで、ランチ¥2,800(通常料金¥5,197)、ディナー¥7,500(通常料金¥9,817)とお値ごろです。
ホントに鉄人のフランス料理は世間のゆうよーに三つ星クラスなのか。あなたご自身の舌で確かめてみてはいかがでしょう。
1会員4枚まで購入できますので、ご家族、あるいは友人同士、はたまたちかごろはやりの女子会でおおいに盛り上がりませんか。

 ほかにも、夏らしい企画がありますよ。
原宿国立代々木競技場第1体育館で開催されるデイズニー・オン・アイス「ミッキー・ミニーのプリンセス&ヒーロー」。
氷上で華やかに繰り広げられる夢のステージをご家族でご覧になってみてはいかがでしょう。


スケートならディズニー組に負けやしません。カルガリーオリンピックに出場、その後プロに転向した八木沼純子率いるプリンスアイスワールドチームが東伏見ダイドードリンコ・アイスアリーナ「プリンスアイスワールド2012 in 東京」と銘打ってド迫力の演技を魅せますよ。
プロスケーターとして、私たちが今までに観たことのないワールドを出現させてくれるそうですので、これは、ゆかなくっちゃ。

氷の世界ばかりぢゃ寒いかな。ハワイへゆきましょうか。フラダンス界の女王・ナプア・グレイグが新宿文化センター「ナプア・グレイグ&ハワイアン・フラ・ガールズ」を公演してくれます。生バンドの演奏にあわせて踊るフラダンス。本場ハワイ、フラガールズたちのフラダンスをおもいっきしたのしみましょう。

今月号も魅力満載「ゆとりちよだ」87号。
アキバのみなさまにはアキバのトム・クルーズとよばれる高橋さんがお持ちしました。
おタノシミに。