ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿, 最新情報 2013/05/07

ゆとりちよだNEWS No.98

5月12日(日)は神田祭宮入の日。祭りのクライマックスを迎える日です。
4年ぶりの祭りとあって神田明神の氏子町会の人たちの意気は盛ん。
家々の軒先には華やかな祭り提灯が飾られお祭り気分を盛り上げています。
各町会には鳶頭衆の手によって神輿を安置する御仮屋・神酒所が建てられました。
あとは、神輿神霊入れを待って祭りの当日を迎えるばかり。
さあ、諸君! 書を捨てよ、町へ出よう。神田へ参集せよ。
と、檄を飛ばしていましたら、ゆとりちよだ98号が到着しましたよ。
さぁて、今号にはどんな情報が載っておるんでありましょうか。


まずご紹介するのは、上野の国立科学博物館で開催される「グレートジャーニー 人類の旅」であります。
20万年前アフリカ東部に誕生した私たちの遠い遠い祖先・現生人類(ホモ・サピエンス)は
6万年前に遥かな旅に出ます。
この、地球上に拡散していった旅路をイギリスの考古学者は「グレートジャーニー」と名付けました。
旅路の果てに行き着いた土地で彼らはどんな生活をしたのでしょうか。
ある者は熱帯雨林で、ある者は砂漠で、ある者は数千メートルの高地で、ある者は零下40度の
極寒の世界に生きました。
過酷な環境のもと、人類はいかにして生き抜いたのか。
その知恵を日本のヘイエルダールともいえる探検家・関野吉晴氏といっしょに探ります。
現代に生きる私たちが彼らから学ぶものは多いはず。
積み重ねてきた人類の英知を探りに、さあ、上野にゆこう。
人の干首や世界最古といわれる5,000年前のミイラも展示されますよ。


恋しくばたずね来てみよ和泉なる信太(しのだ)の森のうらみ葛の葉。
あぁた。筆を口でくわえてこの歌を書けますか。左手で書けますか。裏文字で書けますか。
それをやるんですね。歌舞伎役者の中村時蔵は。
ご存知、歌舞伎・芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)のうち子別れの段。
人間の女性に化けた信太の森に棲む白狐。
命を助けてくれた恩人との間に一子までもうけるのですが、正体がばれ森へ帰ってゆくことになります。
その子別れの場。涙を誘う場面です。
そこで演じられますのが上記の曲書き(くせがき)。
本来の生は狐なので人間にできないようなことをするんです。
でも、やっちゃうんですね、役者は。このお芝居の見どころでしょう。
隼町の「国立劇場 7月歌舞伎鑑賞教室」ですよ。
余談ですが、神田には神田志乃多寿司というおいしいお寿司屋さんがあります。
ここの稲荷寿司は絶品ですよ。甘辛さ加減がなんともいえない。


ほかにも、上野の東京都美術館では「ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 
レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像」が開催されます。
本邦初公開となる「音楽家の肖像」。ダ・ヴィンチの数少ない油絵のひとつです。
彼が持っている楽譜には音符が書いてあるけど再現してほしいね。


芸能生活50周年。舟木一夫がもうそんな歳になったんですね。
「芸能生活五十周年ファイナル 舟木一夫特別公演」が東銀座の新橋演舞場でありますよ。
「水戸黄門」の格さん役(助さんだったかも)でお馴染み里見浩太朗との夢の共演は必見でしょう。


読書家には耳寄りな話です。ゆとりちよだが今年度も図書カードのあっせんをしてくれますよ。
1枚¥5,000のカードがなんと¥4,250に!!こりゃあ申し込むっきゃない。


今月号も魅力満載ゆとりちよだ。
アキバのみなさまには・・・調理の大御所・弓川さんがお持ちになりました。おタノシミに。