ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿, 最新情報 2013/06/06

ゆとりちよだNEWS No.99

神田祭が無事終わり、すでにひと月。腑抜けた躰は徐々に回復しつつあります。
が、まだまだ。なにを見ても神輿にみえる。鳩を見れば鳳凰。屋台の店を見れば神輿本体。
段ボール収集のおじさんのリヤカーを見れば担ぎ棒だよ。突然現れ忽然と姿を消した美女。
杳として行方のわからぬ美形も気になるな。
と、梅雨に入ったというのに連日酷暑がつづく日照りの空を見上げていましたら、
ゆとりちよだ99号が到着しましたよ。99号! あと1号で100号を迎えるんだ。
次号は記念特別号になるのかしら。ま、それはともかく。
今号にはどんなたのしい情報が載っておるんでありましょうか。


まずご紹介するのは、上野の東京藝術大学大学美術館で開催されている「夏目漱石の美術世界展」です。
昔、「坊ちゃん」を読んだとき、「ターナー」の名が出てきたのですが、坊ちゃんと同じく、どんな画家なのか、
どんな絵なのか当時は知りませんでした。
今みたいにネット一発で情報が入手できる時代ではありませんでしたからね。で、ターナーです。
「坊ちゃん」に登場したその絵「金枝」が来ます。「坊ちゃん」が初めての漱石体験だった私には
ゼヒとも観たい絵ですね。それにしても今展の内容は充実しています。
近代日本が生んだ最大の教養人である漱石の間口の広さ奥行きの深さがよっくわかるんぢゃないでしょうか。
イギリスからはミレイ、ウォーターハウス、ロセッティ等、日本からは若冲、抱一、崋山、大観、
清輝、劉生等々。漱石自筆の画も出ます。漢詩も出るのかな。
この時代の知識人は鴎外もそうだけど、漢学の素養があって平仄を覚えちゃっているんだね。
だから、単簡に漢詩なんてものにしちゃう。200点を超す作品・資料が展示される今展。
あらためて、偉大な漱石に触れてみませんか。


オジサンオバサンたちには懐かしいンぢゃないでしょか。「GS(グループサウンズ)カーニバル」
のことです。
毎夏、恒例(「高齢」と変換されちゃいました)になっている中野のなかのZERO大ホールでのカーニバル。
昔昔、有楽町の日劇(今は存在しません)ではウェスタンカーニバルなんてのをやっていて、
ミッキーカーチス、平尾昌晃、山下敬二郎とかのロカビリー歌手が歌っていたらしいけど(私は体験してません)、
その流れを汲むカーニバルなんでしょうね。
真木ひでと(オックス)、加橋かつみ(タイガース)、三原綱木(ブルーコメッツ)なんて名前を聞くだけで
失神しちゃうオバサンが続出するかもしれないな。
でも、もひとつインパクトが足りないんぢゃないかしら。
ジュリー、ショーケン、マチャアキあたりが出演してないからか。
ま、彼らはそれだけでビッグネームだから単独でも集客ができるのかも。
で、GSカーニバルです。
〈よみがえる青春の日々〉とサブタイトルがついているように、みなさま、あの日に帰って彼らに熱狂してみませんか。


今夏もやってくれましたよ、ゆとりちよだは。「夏のグルメプラン」。
どんなお店を紹介してくれるんでしょうか。

トゥーランドット臥龍居
 新「中華の鉄人」として活躍しているあの脇屋シェフのお店です。
 どんな料理が出てくるのか、胸ワクワクですね。
 ランチコース    ¥3,000
 ディナーコース   ¥6、500
ホテルグランパシフィック LE DAIBA 「スターロード」
 ご家族でランチッブッフェをたのしめますよ。
 大人      ¥2,400
 7~12歳   ¥1,200
 4~6歳    ¥1,000
 地上30階の高みから東京ベイブリッジや東京タワーを眺めながらの食事は最高ぢゃないでしょか。
第一ホテル東京 「ラ・パランツァ」
 ウィークエンドランチバイキング  ¥1,300
 イタリア料理のブッフェです。
 土日祝日限定になりますが、¥1,300は安い!!でしょう。

これだけぢゃありません。ホテルメトロポリタンエドモント、ハイアットリージェンシー東京、
帝国ホテル、雛鮨と、涎ぽたぽたのお店が目白押し。
さぁ、今夏は都心でお腹いっぱいになろう。


 ほかにもお子様のための「夏休み特別企画」として、 
ディズニー・オンアイス「トレジャー・トロープ」 (国立代々木競技場)
"ドキドキ!プリキュアミュージカルショー" (渋谷公会堂)
ミュージカル アルプスの少女ハイジ (三越劇場)
角笛シルエット劇場 (有楽町朝日ホール)
が上演されますよ。


 今月号も魅力満載、ゆとりちよだ99号。
アキバのみなさまには神田の貴公子・露垣さんがお持ちになりました。おタノシミに。