ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿, 最新情報 2013/07/11

ゆとりちよだNEWS No.100

関東地方の梅雨が明けた途端、連日の猛暑日。
部屋に居たって熱中症になるってんだからみなさまお気をつけください。
と、エアコンのない部屋の中、パンツ一丁でパソコンに向かっていましたら
「ゆとりちよだ」100号が届きましたよ。100号! スゴイぢゃないか。
「カストリ雑誌」なんていって、2・3号(合)で(酔い)ツブれちゃう雑誌が戦後間もなくのころは
いっぱいあったらしいけど、「ゆとりちよだ」が堂々100号を迎えたってことはまことにもって
よろこばしいことであります。
でも、かんがえてみまするに・・・つまり、「ゆとりちよだNEWS」も100号に到達したとゆうこと
なんであります。月刊誌だから8年と4カ月。その間、休載したこたぁ一度としてありません。
いやあ、我ながらよく書いたもンだとおもいます。
で、記念にとゆうか、マクラの替わりとゆうか、第1号の冒頭部分をご紹介しましょう。
2005年4月号です。


待兼山のホトトギス。しびれを切らしていらっしゃった方もおいででしょう。
本日、ようやく新生「ゆとりちよだ」1号が到着いたしました。
さあて、今月号のイチオシ割引券は「ベルリンの至宝展」であります。
かつてのドイツ帝国が金と軍事力にあかせて世界中から集めた美術品の数々。
古いところでは、メソポタミアの古代都市バビロンの通りを飾った「ライオンの装飾煉瓦壁」は
一見の価値ありですね(まだ観てないけど)。
時代は下って、イタリアルネッサンスの代表的な画家・ボッティチェリの「ヴィーナス」が来ますよ。
「春」や「ヴィーナスの誕生」で知られるボッティチェリ。
「ヴィーナスの誕生」のヴィーナスとほとんど同じポーズをとったヴィーナス。
名作「ヴィーナスの誕生」はやって来ないので、この「ヴィーナス」で我慢しましょう。


さて、話変わりまして第100号であります。
まずご紹介するのは、上野の東京都美術館で開催される「ルーブル美術館展―地中海四千年のものがたりー」です。
「地中海」をテーマに、ギリシャで出土した紀元前2200年ころの金のソース入れにはじまって
19世紀のフランス・ロマン主義の画家シャンセリオーに至るまで、ルーブル美術館の厖大な所蔵品
から厳選した200点を超える作品で展観しようとゆう企画であります。
イチバンの目玉は「ギャビーのディアナ」と呼ばれるローマ時代のアルテミス(英語名ダイアナ)像
でしょうか。ゆったりとした短衣を着た女性。
右手は右肩のボタンに、衣の裾を持った左手は胸に当てています。優美なたたずまいの像です。
顔がいいね。美女です。頬のあたり、首筋から肩へいたる線なんてうっとりしちゃうよ。
衣の表現も素晴らしい。石でできてるなんておもえないくらいやわらかで、風が吹けば裾が
舞うんぢゃないかしら。
ほかにも、古代エジプト美術、古代オリエント美術、イスラム美術の逸品が目白押し。
さあ、地中海四千年の歴史におもいを馳せて、今年の夏は上野のお山で遊びませんか。


マダム・タッソー館といえば、知る人ぞ知る、ロンドンにある蝋人形館です。
その緻密でホンモノそっくりな人形は今やロンドン名物となり、観光バスがとまるほどの観光名所
となっています。
ナポレオン、チャーチル、ヒトラーなど歴史上の人物のほか、ビートルズ、モンロー、ディカプリオと
いったエンターティナーはいうに及ばず、アリ、ベッカム、ウッズなどのスポーツ選手に至るまで、
あらゆるジャンルの人物をフィギュア(蝋人形)にしちゃっているんです。
そのマダム。・タッソー館がいよいよ日本に上陸します。
アジアで4番目、世界で14番目となるお台場の「マダム・タッソー東京」です。
外国にはない日本人のフィギュアも展示されるようです。
フィギュアとの間には柵やロープはないので、AKB48の大島優子と肩を並べて記念撮影、
なんてことができるかも。
でも、フランス革命で処刑された人たちを展示したイチバン有名な「恐怖の部屋」が再現されない
のはザンネンだな。ま、しょーがないか。
ゆとりちよだでは年間を通してチケットをあっせんしてくれますよ。
大人¥1,900のところ¥1,000! 
東京の新名所となるに違いない「マダム・タッソー東京」へ、さあ、ゆこうぢゃないか。


そのほかにも、戦後の浅草を舞台に繰り広げられる、藤山直美主演の人情劇「さくら橋」が
新橋演舞場で開演しますよ。
かつてのコケティッシュな美貌はどこへいったやら、あの加賀まりことの競演は見ものでしょう。


皮肉屋として知られるバーナード・ショー原作の「ジャンヌ」が三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで
幕を開けます。
フランスの救国の英雄であるジャンヌ・ダルクをイギリス人であるショーはどのように描いている
のでしょうか。興味津々ですね。


今夏もやってきますよ、東京湾納涼船2013が。
島帰りの大型客船「サルビア丸」で東京湾ベイエリアの暮れなずむ夕景、そして夜景をたのしみませんか。
浴衣ダンサーズたちのHOTなダンスに飲み放題がついて大人¥1,500! 安い!!
毎晩19:15竹芝桟橋を出発してますよ。


100号になっても相変わらず魅力的な情報満載の「ゆとりちよだ」。
アキバのみなさまには・・・
職場が変わって腰痛から解放された神田の露垣さんがお持ちになりました。おタノシミに。