ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿 2017/04/10

会員様からのご投稿 4月号

ゆとりちよだNEWS No.145

神田祭が近づいてきました。祭りまで40日を切り、諸事具体化しつつあります。町会青年部・婦人部の活躍目ざましく、神輿の担ぎ手、給水(バックアップ)の分担等モンダイを次々解決してゆきます。私はといえば、その先、9月の町会敬老会(私が幹事なんです)をどうするかでオツムがいっぱいです。4年前に浅草虎姫一座のショウを観に浅草まで行ったのですが、これが不評。宴会場の遠いのはイヤだ、歩きたくないとおっしゃる町内の老人たち。歩かにゃ足腰弱りますよ、寝たきりになってもいいんですかと諄々と説いても馬の耳に念仏。しょうがない。近くのどこかでやるか、だれ(芸人)を招ぶか。オツムを巡らし窓の外を眺めれば満開の桜に無常の雨が降り注いでいます。今年の桜ももうおしまいなんだ。と、散る花びらに春を惜しんでいましたら、おや!?デザインをリニューアルしたゆとりちよだ145号が届きましたよ。さあて、今月号にはどんなたのしい情報が載っておるんでありましょうか。

まずオススメするのは、隼町の国立劇場大劇場で開催される「29年6月歌舞伎鑑賞教室〈プログラム・歌舞伎読本付〉」であります。演し物は市川宗家のお家芸である歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)。公家の小野春道の娘・錦の前が髪の毛が逆立つとゆう奇病にかかり婚礼が延期になっています。許婚である文屋豊秀の家来・粂寺弾正(くめでらだんじょう)は小野家を訪れ姫の髪の毛が逆立つさまを目の当たりにし驚愕しますが、薄衣をかぶせると逆立たないと聞き不審におもいます。春道との面会を待つ間、髭を毛抜で抜いていますと、傍に置いた毛抜がひとりでに立つではありませんか。むむ、これはなんぢゃ。ここから粂寺弾正の活躍がはじまります。毛抜を手掛かりに逆立つ髪の謎を解き、お家乗っ取りをたくらむ春道の家臣の悪だくみを次々と暴いてゆく弾正。大見得を切り腰元を口説く粂寺弾正を演じますのは二代目中村錦之助であります。中村錦之助といえば私たちの世代は、大川橋蔵、東千代之介とならぶ東映時代劇のトップスターとして記憶していますが、さて、二代目を襲名した初代の甥は毛抜でどんな見得を切ってくれるのでしょうか。タノシミですね。

熱海五郎一座が新橋演舞場に戻ってきました。「フルボディミステリー 消えた目撃者と悩ましい遺産」であります。今回はゲストにあの藤原紀香を迎え、ギャグ満載の推理劇になるそうです。では、一座の宣伝からストーリーをご紹介しましょう。今は銀座の高級クラブで働く元夫婦デュオでボーカルを務めていた京香(藤原)の周りに、医者や僧侶、弁護士や検事といったきな臭い男たちがうごめく。そんな彼女の元に次から次へとミステリアスな出来事が降りかかる。とゆう筋立てだそうです。「医者、僧侶、弁護士、検事」とゆう世間的に社会的地位のある登場人物たち、そして舞台は銀座の高級クラブ。出演するのは三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太といった、ひと癖もふた癖もあるあくの強い役者(噺家も)たち。そこに、グラマラスな藤原紀香がからみます。タイトルにあるフルボディミステリ―、いったいどんな事件が持ち上がるんでしょう。コメディエンヌとして開花したいと抱負を語っている藤原紀香。三田佳子を凌ぐコメディエンヌになれるのか。興味津々、これは。もう、新橋へゆくなくっちゃいけないね。

ほかにも、中野の中野サンプラザホールでは五木ひろしが熱唱しますよ。「五木ひろしリサイタル~時代を超えた不朽の名曲~」です。もう七十近いんぢゃないかしら、五木は。TVで聴くと声に衰えはないようだけど。山口洋子作詞、平尾昌晃作曲の「よこはま・たそがれ」なんて名曲中の名曲だとおもっている私としてはゼヒ聴いてみたいですね。隼町の国立劇場大劇場では「前進座 五月国立劇場公演」として「山田洋次=監修・脚本「裏長屋騒動記」が上演されます。落語の「らくだ」と「井戸の茶碗」をもとにして山田洋次が脚本を書いたそうです。山田洋次監督のことですから私たちを大いに笑わせる人情喜劇に仕立ててくれることでしょう。これもタノシミですね。

今月号も話題満載、ゆとりちよだでありました。アキバのみなさまには・・・アキバのシェフ水川さんがお持ちになりました。おタノシミに。