ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿, 最新情報 2015/01/14

ゆとりちよだNEWS No.118

あけましておめでとうございます。
本年も旧年に倍しまして「ゆとりちよだNEWS」をご贔屓くださいますよう、隅から隅までずずずぃ~っと
乞い願い上げ奉りますですだ。
と、正月気分でイッパイ飲っていい気になっていましたら、ゆとりちよだ118号が届きましたよ。
さぁて、今号にはどんなたのしい情報が載っておるんでありましょうか。


まずご紹介するのは東銀座の新橋演舞場で上演される「スーパー喜劇 かぐや姫」であります。
主演が日本を代表するコメディエンヌ・藤山直美。
共演に新派の水谷八重子、今や押しも押されもしないミュージカル俳優の上條恒彦。
そして市川笑也、市川春猿ら澤瀉屋一門のそうそうたる面々。
さらに。エグゼクティブスーパーバイザーとして市川猿翁が就任しておるんであります。
こりゃぁ、もう、オモシロイに決まっておる。期待に胸ふくらんぢゃいますよね。
結婚しちゃった仲間由紀恵だってそうでしょ(たぶん)。で、ストーリーは・・・。
まだ脚本ができてないんだそうです。えぇっ!? そんなのあり? あるんですね。
新作興行では。客を呼べる出演者をまず決めてから話をつくる。ぢゃあ、つくりましょうか。
かぐや姫はトーゼン藤山直美ですね。お爺さんお婆さんには恒彦と八重子だな。
かぐや姫を競う貴公子たちに笑也らか。
キャッチコピーが「むかえに来るのかな~? この元気なかぐや姫を・・・」ってんだから、ハチャメチャ
かぐや姫に振り回される貴公子たちとお爺さんお婆さんの物語とゆう話になるのかな。
でも、人情話なんだから涙あり笑いありで、最後はしんみり涙でチョンか。
さあて、どんな話になるんでありましょう。それは・・・観なくちゃわからない。


次におススメするのは三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演される「藪原検校」です。
「スーパー喜劇 かぐや姫」に負けないくらい遅筆だった井上ひさし原作の戯曲。
余談ですが、井上のチョー遅筆のため芝居が延期になったこともあるとか。
同じ劇作家の野田秀樹がマリ・クレール誌(だったか)でかなり厳しく井上ひさしを批判していましたね。
で、藪原検校です。
盲人に生まれた東北の貧しい少年・杉の市が盗み脅し人殺しと悪の限りを尽くして江戸の盲人
の最高位である検校にまで登り詰める。
そして、奈落へと墜ちてゆく。
かつて勝新太郎主演で映画になった「不知火検校」から影響を受けたに違いない井上ひさしの
お芝居「藪原検校」。
藪原検校を演じますは、映画、演劇、テレビにと活躍の場を広げ、いったい本業はなんだったん
だっけと惑わせる狂言師・野村萬斎。
稀代の悪党・藪原検校を演じるその悪ぶりは見ものでしょう。
さらに、演出はベテラン・栗山民也。さあ、暖かくなったら三茶へ駆けつけましょう。


 そのほかにも、四谷の紀尾井ホールでは「松本美和子&中村紘子 ジョイント・リサイタル」が
ありますよ。ソプラノとピアノ。大輪の名花の共演は私たちをシビれさせることでしょう。


印象派に飽きた方にもこの展覧会は印象深いものになるに違いありません。
アホな冗談はさておき。上野の東京都美術館で開催される「新印象派―光と色のドラマ」です。
スーラからフランス・ベルギーで生み出された新印象派の作品、マティス、ドランに至るまでの
作品が紹介されます。
私たちがほとんど知らなかった新印象派(トーロップとかクロスとか)の作品を体験できる絶好の
機会ですよ。


水道橋の東京ドームでは「NITRO CIRCUS LIVE(ナイトロ・サーカス・ライブ)」が開催されます。
モーターファン絶叫のスタント・ショーです。高さ15メートルのジャンプ台から猛スピードで滑り降りるバイク。
宙返りをする、後方回転をする。手に汗握るシーンの連続。
こんなアクションスポーツがあったんですね。
野球ばかりぢゃない、たまには東京ドームへいってみましょうか。


 今月号も話題満載ゆとりちよだ。
アキバのみなさまには・・・神田のジョニー・デップがお持ちしました。おタノシミに。