ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿 2016/12/07

会員様からのご投稿 12月号

ゆとりちよだNEWS No.141 

師走に入っちゃいましたね。新年までひと月足らず。振り返ってみると、今年もゆとりちよだには随分お世話になりました。で、どれくらいお世話になったかとゆうと・・・(時間軸で)

*聘珍樓 アンチエイジング薬膳(おいしうございました)
*特別展 始皇帝と大兵馬俑展(東京国立博物館)
*シカゴウェストンコレクション 肉筆浮世絵―美の競演(上野の森美術館)
*フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展
  (森アーツセンターギャラリー)
*ボッティチェリ展(東京都美術館)
*6月 歌舞伎鑑賞教室「魚屋宗五郎」 (国立劇場)
*カラヴァッジョ展 (国立西洋美術館)
*オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展(国立新美術館)
*特別展「古代ギリシャー時空を超えた旅―」(東京国立博物館)
*ホテルグランドパレス ランチブッフェ(おいしうございました)
*水木しげるの大妖怪(サンシャインシティ)
*東宝シネマズ映画チケット
*ダリ展(国立新美術館)
*図書カードNEXT
*クラーナッハ展(国立西洋美術館)
*戦国時代展(東京都江戸東京博物館)

これらはすべて私の血肉となっております(芝居と音楽会にはほとんど行ってないけど)。神田錦町には足を向けて寝られないね。と、満腹感に浸っておりましたらゆとりちよだ141号が到着しましたよ。さぁて、今月号にはどんなたのしい情報が載っておるんでありましょうか。

最初にご紹介するのは「新春バスツアー:喜多院参拝、川越散策&サイボクハム 川越/福登美:和食膳の昼食」であります。まず川越大師(川崎大師ぢゃありません)とも呼ばれる喜多院に参拝見学しましょう。比叡山延暦寺第十八代座主の慈恵大師良源を祀る本堂のほか、あの春日局ゆかりの「春日局化粧の間(書院)」、「徳川家光公誕生の間(客殿))といった堂宇があります。なんでも江戸城紅葉山から移築したものだそうで、客殿にある湯殿(浴室)や畳敷き(!)の厠(トイレ)なんて見てみたいですね。そして、お昼は創業明治42年、川越の老舗割烹料理店「福登美」でおいしい和食膳をいただきましょう。江戸時代から知られる川越芋を取り入れたお芋さんのコース料理を体験できますよ。さて、お腹がいっぱいになったところで川越散策にまいりましょうか。全国に小京都はたくさんあるけれど小江戸(こえど)といえば川越にとどめを刺すでしょう。江戸の面影を残す堅牢な蔵造りの町並み、時の鐘は必見。レトロモダンな建築の大正浪漫夢通り、お菓子の製造業者が軒を並べる菓子屋横丁と見どころ満載の川越の町です。散策を終えたらお土産を求めて日高市へ向かいましょう。肉豚の生産、ハム・ソーセージの加工、販売まで一貫したシステムで経営しているサイボクハム。食と健康のユートピア「ミートピア」を目指すサイボクハムで保存料、着色料を使わないハム・ソーセージを買いましょうか。

隼町の国立劇場では開場50周年を記念して初春歌舞伎公演「通し狂言 しらぬい譚(ものがたり)」が上演されます。「しらぬい譚」なんて狂言は聞いたことがないですね。それもそのはず。1977年(昭和52年)に76年ぶりに(!)復活上演されたのを、今回原作を換骨奪胎して新作同様の台本で上演するんだそうです。江戸初期の筑前黒田家(藩祖は官兵衛、のちの如水)のお家騒動を題材にした物語。菊地家(黒田家)に滅ぼされた大友家の残党によって菊地家はお家取り潰しの危機を迎えます。その危難に立ち向かったのが執権・鳥山豊後之助とその息子・秋作。蜘蛛の妖術を操る変幻自在の大友家の遺児・大友若菜姫と丁々発止の戦いを繰り広げます。客席の上空を斜めに飛ぶ筋交いの"宙乗り"、屋台崩しなどケレンミたっぷりの見どころ満載の芝居です。鳥山豊後之助に尾上菊五郎、秋作に尾上松緑、若菜姫に尾上菊之助と、新春を寿ぐにふさわしい豪華配役でお贈りする「通し狂言 しらぬい譚」。年が明けたら隼町に駆けつけましょう。

天童よしみが歌手としてプロデビューしてから45年になるんですね。中野の中野サンプラザホールで「歌手生活45周年記念 天童よしみ スペシャルコンサート」がありますよ。1972年、ルポライター竹中労によって命名された天才歌手は長い不遇の時代を経て美空ひばりの死後一気にその才能を開花させます。安定した歌唱力、リズム感。都はるみがなかば引退した今、天童よしみは演歌の第一人者といえるでしょう。S.スピルバーグ監督の1982年映画「E.T.」では主人公の少年がE.T.を自転車のカゴに乗せて満月をバックに夜空を飛ぶ有名なシーンがありました。以来、BMXと呼ばれるこの自転車が世界中で流行ることになります。そのBMXやモトクロスバイク、スケートボードのライダーたちによるスタントショーを後楽園の東京ドームで観られますよ。「ナイトロ・サーカス 10周年ワールドツアー 東京公演」です。ハラハラドキドキの空中ショー。そこのお父さん、巨人戦ばかり観てないでたまには東京ドームでスリル満点のアクションシーンに手に汗握ってみませんか。

今月号も話題満載のゆとりちよだ。アキバのみなさまには・・・神田のジョニーがお持ちしました。おタノシミに。