ゆとりちよだNEWS

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N様からのご投稿 2017/12/11

会員様からのご投稿 12月号

ゆとりちよだNEWS153号

今年も残すところひと月を切ってしまいました。早いものですね。元旦に御徒町の燕湯の朝風呂で46℃の熱湯に浸かったのがつい昨日のことのようです。今年もチャレンジしてみるかな。と、想を練っていましたらゆとりちよだ153号(12月号)が届きましたよ。では、ここで、今年1年を振り返ってゆとりちよだにお世話になったアーツ、芝居ほかを昨年に続いてご報告しましょう。時系列です。こうやって見てみると神田錦町には足を向けて寝られないな。ホントに感謝しております。

特別展「春日大社 千年の至宝」 東京国立博物館 平成館
「ティツィアーノとヴェネツィア派展」 国立新美術館
「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」
 森アーツセンターギャラリー
特別展「茶の湯」 東京国立博物館 平成館
歌舞伎鑑賞教室「歌舞伎十八番の内 毛抜」 国立劇場
熱海五郎一座 「フルボディミステリー 消えた目撃者と悩ましい遺産」
 新橋演舞場
「子午線の祀り」 世田谷パブリックシアター
「ボストン美術館の至宝展」 東京都美術館
「アルチンボルド展」 国立西洋美術館  
ホテルグランドパレスでランチブッフェ
特別展「深海2017」 国立科学博物館
特別展「運慶」 東京国立博物館 平成館
「神田川・日本橋川クルーズとランチ」
「パリ♡グラフィックーロートレックとアートになった版画・ポスター展」
三菱一号館美術館
「古代アンデス文明展」 国立科学博物館
ホテルメトロポリタンエドモントでランチブッフェ
「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」
  国立西洋美術館 

このほかに新春一月、国立能楽堂で演じられる「狂言 鬼継子」と「能 忠度」を観る予定です。狂言は高校生の時に学校で「棒しばり」を観たことがあるけど、能なんて生まれて初めて体験することになるから今からもう胸ワクワクです。おっと、またもやマクラが長くなりました。では、ご紹介しましょう。

最初におススメするのは「新春バスツアー/初詣でと梅祭り 寒川神社参拝・熱海梅園梅まつり」です。千代田区役所前を出発、1600年の歴史と相模国一之宮の格式を誇る寒川神社に向かいます。おや、もう到着しました(早いな)。樹木の繁る参道を歩き神門をくぐると入母屋造りの大拝殿が見えます。この神社のウリは八方除。八方とはあらゆる方角のこと。方位、日柄などに起因するすべての過事・災難を取り除いてくれるそうです。祭神は寒川大明神。では、家内安全、五穀豊穣、天下泰平を祈願しましょうか。さて、すっきりした気分で寒川神社をあとにしたら、ニューウェルシティ湯河原に向かいます。湯河原最大の露天風呂が自慢の宿だそうですが、時間がないので入浴できません。会席膳の昼食で我慢しましょう。おいしい(に違いない)会席膳をいただいたら次に向かうは、1886年(明治19年)に開園した熱海梅園です。樹齢百年を超える梅の古木をはじめ59品種、472本の梅が咲き誇ります。ツアーの当日である1月28日(日)は,熱海芸妓連のきれいどころによる演芸会や甘酒無料サービスがあるようです。これはタノシミですね。きれいどころの芸を堪能したら小田原の鈴廣でお買い物。鈴廣といえばかまぼこ。蕎麦屋でお酒のつまみにいただく板わさなんて最高だよ。プリッとした歯ごたえのかまぼこを味わいながらぬる燗をくいっ。おおっ、たまんないねぇ。五臓六腑に滲みわたるゼ。バスを降りちゃって蕎麦屋に入ろうか。

アホな冗談はさておいて。東銀座の新橋演舞場では、新春歌舞伎公演として芥川賞候補にもなった宮沢章夫の脚本、宮本亜門演出の新作歌舞伎「通し狂言 日本むかし話」が上演されます。内容は、「竜宮物語」、「桃太郎鬼ヶ島外伝」、「疾風如白狗怒涛之花咲翁物語(はやてのごときしろいぬどとうのはなさきおきなのものがたり)、「一寸法師」、「かぐや姫」と、なんだかauのテレビCMみたいな新作歌舞伎を宮本亜門がどう料理するのでしょうか。そして、待ってました!「市川海老蔵宙乗り相勤め申し候」ですよ。

井上ひさしが立ち上げた劇団こまつ座と世田谷パブリックシアターがタッグを組んで栗山民也演出、野村萬斎主演で井上作「藪原検校」を上演したのが2015年春。栗山のシャープな演出と萬斎の変幻自在な演技に私たちは目を瞠りました。そして、今回、第2弾として井上の緻密なせりふ劇「シャンハイムーン」が三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演されます。演出、主演は「藪原検校」と同じ栗山・萬斎のコンビ。芝居の舞台は1934年(昭和9年)8月から9月にかけての上海。日本を憎みながらも日本人を愛した魯迅。劇場のチラシによれば「これはこの魯迅とその妻と彼の臨終に立ち会った四人の日本人が激動の中国を舞台に繰り広げるおかしくも哀しい物語」だそうです。どんなお芝居になるんでしょうか。それは・・・観なくちゃわからない。

おっ!「冬の食事券」をゆとりちよだが斡旋してくれますよ。
浅草の浅草ビューホテルなんてはじめてぢゃないかしら。THE DINING唐紅花(からくれない)&蒔絵(まきえ)で広東料理をベースにしたヌーベルシノア(新感覚中国料理)と鉄板フレンチを同時に愉しめるそうです。ランチ¥2,700、ディナー¥6,200。
「軍艦パジャマ」の愛称で親しまれた赤坂の元・赤坂東急ホテル、現・赤坂エクセルホテル東急の赤坂スクエアダイニングでは¥1,500でランチブッフェをお腹いっぱいいただけますよ。
新橋の第一ホテル東京の鉄板焼き「一徹」ではステーキ、シーフードなどお好みの食材を目の前で焼いてくれるオーダー制の鉄板焼きバイキングがたのしめます。ランチ¥4,500。
大手町のホテルメトロポリタン丸の内27階にあるDining & Bar TENQOO(テンクウ)のメニューも魅力的ですね。ランチのビュッフェ&メインディッシュセット¥2,300。さらに、ワンドリンク付ゆとりちよだディナーコース(!)¥5,800を設定してくれましたよ。東京駅上空120mのテンクウで夜景を眺めながらワイングラスを傾けるのも悪くはないでしょう。

今月号も魅力満載「ゆとりちよだ」でした。アキバのみなさまには神田のエスコフィエ・天澤さんがお持ちになりました。おタノシミに。