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N様からのご投稿 2018/06/12
会員様からのご投稿 6月号
ゆとりちよだNEWS159号
関東地方も梅雨に入りました。これからひと月以上の長い間、じめじめとしてウットーしい日々を過ごさねばならないかとおもうと、もう、それだけで躰ぢゅうにカビが生えてくるような気分になってしまいます。かといって梅雨明けのかっと照りつける太陽の日を浴びたら、肌の弱い私なんぞは皮膚がんになること必定。どないすればええのんぢゃ、と暗い梅雨空を見上げていましたらゆとりちよだ159号が到着しましたよ。さぁて、今月号にはどんなタノシイ情報が載っておるんでありましょうか。
1879年(明治12年)明治政府は廃藩置県により琉球県を設置(琉球処分)、琉球の代々の王であった尚氏は東京移住を命じられます。その後、尚家に伝わった関係資料(古文書)や宝物(美術工芸品)の一部は東京に移されました。そして、2006年(平成18年)これらの琉球国王尚家関係資料が戦後沖縄で初の国宝に指定されたんであります。この夏、六本木のサントリー美術館で開催される「琉球 美の宝庫」展では、この国宝を中心に琉球美術工芸品の数々が展示されますよ。イチバンのウリは王冠(付簪)でしょう。黒縮緬の冠には金の筋が縫われ、金、銀、珊瑚、水晶などの玉が288個(!)留められています。金の簪には王の象徴である龍の文様。これが18~19世紀に琉球でつくられたんですからその当時の技術力の高さがわかろうとゆうものです。さらに。琉球の染物といえば型紙で模様を染め出す紅型が有名ですが、琉球漆器も知られていますね。1992年(平成4年)復元された首里城正殿を観た私たちはその漆芸の腕の確かさに舌を巻きました。今展では沈金、螺鈿、箔絵、そして琉球独特の立体的に文様を表わす堆錦(ついきん)と呼ばれる漆細工が展示されるそうです。さあ、この夏は六本木で琉球の美を堪能しましょうか。
五木ひろしが70歳になったそうです。「五木ひろしメモリアルコンサート~70years さらなる挑戦~」が有楽町の東京国際フォーラム ホールAでありますよ。五木の「よこはま・たそがれ」を私が初めて聴いたのは小田原のスナックでした。ジュークボックスから流れる五木のせつない歌声はその当時の私の胸に沁みとおっていったことを記憶しています。名詞を並べた歌詞。〽よこはま たそがれ ホテルの小部屋・・・。作曲家・平尾昌晃と最強のタッグを組んだ山口洋子の歌詞は新鮮でした。で、メモリアルコンサートです。北島三郎が引退した今、NHK紅白歌合戦の常連出場者として最多出演回数を目指す五木ひろし。演歌の王道をゆく歌手は東京国際フォーラムでどんな歌を私たちに聴かせてくれるのでしょうか。「よこはま・たそがれ」は必須だね。「夜空」もほしいところだ。「待っている女」、「千曲川」、「長良川艶歌」あたりもいいな。さあて、キビしい残暑が残っているかもしれない8月27日、有楽町へ向かいましょうか。
今年もゆとりちよだは斡旋してくれますよ。東京湾納涼船2018です。東海汽船の島帰りの5000トンフェリーに乗って東京湾をクルージングしましょう。19:15、竹芝桟橋を出発。暮れなずむ東京湾をフェリーは進みます。茜色の空に貼りつく黒いシルエットのベイエリアの超高層ビル群。巨大なレインボーブリッジをくぐるあたりで夜景に乾杯!!船内では飲み放題です。左手のお台場にはフジテレビ本社や船の科学館。右手には大井コンテナ埠頭のキリンのような大型クレーン群。船内ではそろそろかわゆい浴衣ダンサーズたちのセクスィーなダンスが始まりますよ。トップデッキで見上げればすぐそこにライトを点滅しながら離発着する巨大なジェット機。羽田飛行場は目の前です。恐竜が向かい合っているような東京ゲートブリッジが見えたら引き返すことに。運がよければ対岸の東京ディズニーリゾートで打ち上げる花火を眺められるかも。そして・・・帰りの船内は、もう、ディスコ。ドンチャン騒ぎの大狂乱です。が、21:00、竹芝客船ターミナルに接岸。憑き物が落ちたかのように乗客たちは下船します。みなさま。こんなひと夏の体験をしてみませんか。楽しいですよ。
今月号も話題満載ゆとりちよだ。アキバのみなさまには・・・アキバのフィクサー赤垣さんがお持ちになりました。おタノシミに。